テレビショッピングはクーリングオフできないの?

テレビショッピングはクーリングオフできないの?

休日にテレビをたまたま見ていたらジャパネットTでスチームクリーナーのCM
をしていて、ついつい買ってしまいました。

気にいらない場合は、返品できるし・・・

でも、本当はテレビショッピングではクーリングオフできないって知っていましたか?

クーリングオフとは?

クーリングオフと、契約した後、頭を冷やして(Cooling Off)冷静に考え直す時間を消費者に与え、
一定期間内であれば無条件で契約を解除することができる特別な制度のことをいいます。
国民生活センターより)

一度契約が成立するとその契約に拘束され、お互いに契約を守るのが契約の原則ですが、
この原則に例外を設けたのが「クーリング・オフ」制度です。

クーリング・オフ制度は、いくつかの法律によって定められています。

今回は、特定商取引法のクーリング・オフ制度についてお話しします。

クーリングオフできる取引

クーリングオフできる取引はいろいろあります。

  1. 訪問販売(家庭への訪問販売、街でのキャッチセールス)
  2. 電話勧誘販売
  3. 連鎖販売取引(ネットワークビジネスなど)
  4. 特定継続的役務提供(エステティックサービス、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介サービス)
  5. 業務提供誘引販売取引
  6. 訪問購入(着物や貴金属の訪問買取など)
例外もある

上の販売方法で契約購入したものでも例外があるのです。

  • 訪問販売や電話勧誘販売で契約した3,000円未満の現金取引
  • 使うと商品価値がほとんどなくなってしまう化粧品・健康食品などを開封使用したもの

ただし、消耗品であっても、業者が開封、使用、消費させた場合や、
契約書に消耗品を使用した場合にはクーリング・オフができない旨の記載がない場合などは、
クーリング・オフができます。

テレビショッピングは?

テレビショッピングやネットショッピングは通信販売になり

クーリング・オフ制度はありません。

え、でも返品できたよ?ってことありますよね。

それは、クーリングオフではなく事業者が返品の可否や返品期限に関する特約を設けているからです。

しかし、返品に関するトラブルが多かったことから、平成20年に特定商取引法が改正され、

広告に返品特約の表示がない場合は、商品を受け取ってから8日間以内であれば返品が可能になりました。

ただし、クーリング・オフ制度とは異なるので、この場合返品にかかる送料は購入者の負担になります。

また、返品特約に「返品不可」と表示があれば返品はできません。

まとめ

テレビショッピングやネットショッピングではクーリングオフはありません。

事業者が返品特約として記載したルールの元、返品可・不可が決まります。

返品特約が何も記載されていない場合は、返品可能ですが、返品にかかる送料は購入者負担になります。

いつも購入している通販で返品可能だから、通販はすべて返品可能だと思い込みしていることありませんか?

思わぬ落とし穴にはまらないよう、通販を利用する際には、気をつけましょうね。