こんにちは!

プレ定年専門FP (ファイナンシャルプランナー)の三原由紀です。

くらしの経済メディア/MONEY PLUS様に記事を書かせていただきました。

今回のテーマは会社員が60歳から65歳までの5年間をいかに乗り切るかについてです。

現在50代の人が公的年金を受け取り始める年齢は、国民年金(老齢基礎年金)と厚生年金(老齢厚生年金)については原則65歳からです。ただし、一部の厚生年金(特別支給の老齢厚生年金)については、以下の通り生年月日や男女によって受給開始年齢が異なります。

特別支給の老齢厚生年金の受給開始年齢

男性の場合、生年月日が昭和36年4月2日以降は全ての公的年金を65歳から受給することになります。つまり、現在58歳以下の男性は公的年金の受け取り開始は65歳スタートです。

2021年4月に施行される改正高年齢者雇用安定法では、企業は70歳までの就業機会を確保する努力義務を新たに負うことになりました。現在は、65歳までの雇用義務が課されていますので70歳まで5年延長されることにより長く働き続けることが可能となります。

しかし、多くの人は60歳で定年を迎え、65歳までは継続雇用制度の元で働き続けています。この制度により収入が激減するケースもあり、65歳前に退職してしまうという話もよく耳にします。このような状況下で、定年後から65歳までの家計に不安がありお金の相談に来られる方もいらっしゃいます。そんな時によくお話をさせていただくことをまとめてみました。

60歳で定年退職、65歳の年金開始まで不安な人へ伝えたいこと

50代になったらこれからの10年をどう生きていくのか?考えられることもあるかと思います。

日々の仕事に忙殺されて立ち止まって考える時間もないかもしれませんよね。働き方と収入、社会保険のつながりをイメージしていただければと思います。

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