今回は専門家に相談するメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

洗濯機の異音の原因は??ネットで散々調べてみて分かったこと

こちら私の実体験です。

2年前のことです。数ヶ月の間、原因不明の洗濯機の異音に悩まされてきました。

恐竜の鳴き声のようだったので、洗濯機を恐竜さながらザウルスと愛称もつけて家族の間で自嘲的に呼んでおりました。

そんな「洗濯機ザウルス」のイオンの原因と対処方法がたった5分で解決する、という出来事がありました。

これは、ぜひお伝えしたい!と思いましたのでお話しさせていただきますね。

異音がだんだんと騒音へ、、夜に洗濯しようものなら、洗面室のドアを閉めても寝室まで恐竜の雄叫びのような音が睡眠を脅かすようになり、これは限界だと、ついに出張修理をメーカーに依頼したのです。

訪問日が決まったものの、出張修理は保証期間を過ぎているため有料です。

「有料なのか?」

もったいないな〜、という主婦根性が頭をよぎりました。そこで思いついたのが、「そうだネットで調べてみよう!」

異音の原因や考えられる故障、洗濯機の寿命、などなど家族で手分けしてググってみたものの、我が家の異音について、確信を得られるものはなく、結局出張修理を依頼することになったのです。

ググって調べることに費やした時間は家族3人で数時間にも及びました。収穫はなかったので骨折り損ということですよね。

たった5分で修理代、買い替えした方がいいのかが分かってしまった!

いざ、修理センターのプロに診断してもらった結果をご報告しましょう。

洗濯槽を手動で1-2回左右に動かし「駆動部分のベアリングの磨耗による異音、修理代は25,000円から30,000円ですね」との診断結果でした。

新品で購入すると同グレードの洗濯機は8万円位はします。3万円を出して修理した方がいいのか迷っていると、すかさず液晶パネルを操作して「すでに〇〇千回使用しているのでほぼ寿命と言えます」というアドバイスをいただきました。

更にいただいたアドバイスについても挙げさせていただきます。

  • 今回修理して、次に基盤部分が壊れた場合、部品の保存期間が過ぎているので部品がない可能性がある
  • 洗濯機は製造後6年間は部品の供給ルールがあるが、毎年新製品の製造になるので6年経ったら部品がない可能性がある
  • 毎年夏に新製品が出るので、買い換えるなら新製品が出る前の1月以降が安くなる、現在4月なので最安値かもしれない
  • 同じ洗濯機を3万円かけて修理した人がいるが、あと1−2年持てばいい、と言っていた

などなど、ネットでググっても出てこないような貴重なアドバイスをいただき、結局修理はしないで買い換えることにしました。

現状を診ていただいてから、たった5分で問題が解決してしまいました。

いやいや、プロのアドバイスに脱帽しました。

有料で専門家に依頼するメリットとデメリット

今回の体験をして思ったことは、自分で調べて得られる情報には限界がある、ということです。

特にネットなど溢れる情報の中から、自分の場合にはどの情報が当てはまるのか?正しい情報を見つけるのがいかに難しいのか、今回の洗濯機ザウルス事件から改めて学びました。

ネットで時間をかけて調べたけど、結局はその道のプロに聞いた方が近道だった、と痛感しました。

溢れる情報の中から、探し出すのが喜び!とい人もいるのでしょうが、もしも、悩んだ時には有料でもアドバイスを受けた方が近道かもしれませんね。

以上をまとめると、プロに依頼するメリットは時間とお金を節約できたこと。どんなにネットをググってみても、今回いただいたアドバイスまではたどり着くことはできなかったと確信しています。また、修理をするか否かの判断に対しても的確なアドバイスがあったため、無駄な出費をしなくて済んだと感じています。また、自分では気がつかなかったこともアドバイスを受けたことで判断材料になりました。例えば1年のうちで最安値の時期があるといったことなどです。

デメリットを考えてみると、今回はたまたま有用なアドバイスを受けることができたけれど、ひょっとして違う担当者だったらここまで的確なアドバイスを貰えなかったかもしれない、といったところでしょうか。しかし、こればかりは自分ではどうすることもできないので運次第かもしれません。

ファイナンシャル・プランナーの有料相談ってどうなの?

FPの有料相談に置き換えてみましょう。メリットを最大限にして、デメリットを最小限にするとしたら相談したい専門家の「得意分野」を調べることです。

私は40代・50代の会社員世帯に向けて定年後の生活に不安を抱える方々に向けてのアドバイスを得意としています。逆に子育て世代のご相談であれば「子育て世帯のご相談」が得意です、と掲げているFPに相談をされた方がいいでしょう。

FPの分野はとっても広いのです。制度や法律の変更はたびたび行われていますので、得意な分野を絞った方が、より深いアドバイスを行えると思っております。そのほうが、相談される方も相談を受ける方も両者にとって有用な時間を過ごせることになるでしょう。

相談を検討されるときは、そういった視点から探してみていただければと思います。